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インビザラインファーストからインビザラインに移行するべきか?移行の基準について2025/03/10(月)

大分市わさだの歯医者、たけお歯科クリニックの院長 武生智です。

今回は、子供用矯正治療「インビザラインファースト」から成人・青少年向けの「インビザライン」への移行について、その基準と適切なタイミング、さらに一期治療と二期治療の違いについてご説明します。

 

【目次】

1.はじめに

2.インビザラインファーストとは何か?

3.成人用インビザラインとの主な違い

4.インビザラインへの移行基準と最適なタイミング

5.一期治療と二期治療の具体的な違い

6.移行を決める際のメリットと慎重に考慮すべき点

7.実際の症例を通じて見る移行の効果

8.まとめ

 

1.はじめに

歯列矯正治療は、見た目の美しさだけでなく、口腔内の健康を維持するためにも重要です。

特に子供の早期からの矯正介入は、将来的な治療の複雑さや期間を減少させるため、非常に効果的です。

今回は、そんな小さなお子さん向けのインビザラインファーストから、成長した後のインビザラインへのスムーズな移行方法についてお伝えしていきます。

 

2.インビザラインファーストとは何か?

インビザラインファーストは、主に7歳から10歳の子供たちを対象にした矯正治療方法で、顎の成長が活発なこの時期に合わせて目立たないマウスピースで行う矯正治療です。

インビザラインファーストは、顎の正常な発達を促しながら歯並びを整えることを目的としており、将来的なより複雑な矯正治療を避けることができます。

 

3.成人用インビザラインとの主な違い

成人及び青少年向けのインビザライン治療は、顎の成長がほぼ完了した後の歯の細かい位置調整や噛み合わせの矯正に焦点を当てています。

このため、インビザラインファーストと比較して、治療対象とする年齢層や治療の焦点が異なります。

 

4.インビザラインへの移行基準と最適なタイミング

インビザラインファーストから通常のインビザラインへの移行は、顎の発育がある程度安定し、永久歯がほぼすべて生え揃った12歳から13歳ごろが最適です。

この時期に移行することで、インビザラインが最大の効果を発揮しやすくなります。

 

5.一期治療と二期治療の具体的な違い

一期治療は、顎の成長を利用して歯並びや顎などの問題を解決することに重点を置いています。

これに対し、二期治療は、一期治療で整えられた顎の位置を基に、最終的な矯正の調整を行う治療です。

二期治療では、より細かい美的、機能的な調整が可能となります。

 

6.移行を決める際のメリットと慎重に考慮すべき点

インビザラインファーストからの移行は、早期に始めた矯正治療の効果を最大限に活かすための重要なステップです。

しかし、患者様個々の成長の違いによっては、予定より早くまたは遅く移行する必要がある場合もあります。

正確なタイミングと個別の状況をしっかり見定めることが、非常に重要になります。

 

7.まとめ

インビザラインファーストからインビザラインへの適切な移行は、子供たちの健康な口腔環境と美しい笑顔を保つために非常に重要です。

治療の各段階で正しい判断と専門的なケアが求められます。

お子様の将来の口腔健康を守るためにも、歯や歯並びのことで何かありましたら当院までお気軽にご相談ください。

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