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矯正治療で後戻りしてしまう理由2025/12/11(木)

大分市わさだの歯医者、たけお歯科クリニックの院長 武生智です。

今回は、「矯正治療で後戻りしてしまう理由」についてお話をしていきます。

 

【目次】

1.矯正治療の「後戻り」とは?

2.後戻りが起こる主な理由

3.後戻りしやすい人の特徴

4.後戻りを防ぐために最も重要なこと

5.リテーナー(保定装置)の種類と特徴

6.後戻りしてしまった場合の対処法

7.まとめ

 

1.矯正治療の「後戻り」とは?

矯正治療の「後戻り」とは、矯正治療によって整えた位置から歯が元の位置や似た状態に戻ってしまう現象を指します。

せっかく何年もかけて綺麗な歯並びになったのに、治療後に元に戻ってしまうのは誰もが避けたいことです。

しかし、後戻りは決して珍しいものではなく、適切なケアを継続しなければ誰にでも起こり得る現象です。

後戻りの原因を正しく理解し、予防することが美しい歯並びを長く維持するためのポイントとなります。

 

2.後戻りが起こる主な理由

①歯を支えている組織の安定に時間が必要なため

矯正治療で動かした歯は、新しい位置に安定するまで時間がかかります。

歯の周囲には「歯根膜」と呼ばれる薄い膜があり、歯が動くたびにこの膜や骨がゆっくり変化します。

矯正後しばらくはこの組織が不安定で、元の位置に戻る力(生体の記憶)が働くため後戻りが起こりやすいのです。

 

②リテーナー(保定装置)の使用不足

後戻りの最大の原因とも言えるのがこれです。

矯正治療が終わった後には、必ず「リテーナー」という保定装置を使用します。

 

・決められた時間つけていない

・いつの間にか使用をやめてしまった

・破損したまま放置している

 

このような場合は後戻りのリスクが非常に高くなります。

リテーナーは「歯を動かした期間と同じくらい大切」と言われるほど重要な装置です。

 

③舌・唇・頬の癖(口腔習癖)

実は、歯並びに大きく影響するのは力のバランスです。

代表的な癖としては、

 

・舌で前歯を押す癖(舌突出癖)

・口呼吸

・頬杖

・唇を噛む

・うつ伏せ寝

 

これらの癖があると、わずかな力でも長期間続くことで歯を動かしてしまい、後戻りが起こりやすくなります。

 

④成長発育の影響(特に小児・中高生)

子どもの矯正では、治療後も顎の成長が続きます。

特に思春期の成長で顎が前後に伸びると、歯並びや噛み合わせのバランスが再び崩れることがあります。

成人でも、歯ぎしりや生活習慣による微細な変化が積み重なり、後戻りの原因になることがあります。

 

⑤加齢による変化

年齢とともに歯列は自然に変化します。

 

・歯周病による歯の揺れ

・噛み合わせの変化

・下顎前歯の自然な叢生(ガタガタ)

 

これらは矯正治療を受けていなくても多くの人に起こる生理的変化です。

矯正後であれば、特にリテーナーの継続使用が重要です。

 

3.後戻りしやすい人の特徴

以下のような傾向がある方は後戻りしやすいと言われます。

 

・元々ガタガタ(叢生)が強かった

・舌で歯を押す癖があった

・口呼吸の習慣がある

・歯ぎしり、食いしばりが強い

・リテーナーの装着が不十分

・顎の成長がまだ残っている年齢

 

これらは治療前の診断である程度予測できますので、適切な対策をとることが大切です。

 

4.後戻りを防ぐために最も重要なこと

答えは「保定(リテーナー)」です。

矯正治療の成功は、リテーナーをどれだけしっかり使用するかで決まるといっても過言ではありません。

一般的な保定期間としては、最低1~3年、推奨としては夜間のみ継続して半永久的になります。

え?一生?と思うかもしれませんが、歯並びは年齢とともに誰でも動くため、夜だけのリテーナー装着は将来の歯並びの保険と言えます。

 

5.リテーナー(保定装置)の種類と特徴

・マウスピースタイプ

透明で目立たない

違和感が少ない

就寝時のみ使用しやすい

歯ぎしりがある人にもおすすめ

 

・ワイヤー固定タイプ(固定式リテーナー)

歯の裏側に細いワイヤーを接着して固定

取り外し不要で楽

磨きにくいため清掃が重要

 

6.後戻りしてしまった場合の対処法

程度によって対応が異なります。

 

①軽度の後戻り

マウスピースの追加作成で改善できることがあります。

(インビザラインでの再治療や軽微な部分矯正)

 

②中等度の後戻り

部分矯正や数ヶ月の再治療が必要になることもあります。

 

③重度の後戻り

噛み合わせ全体のバランスが崩れている場合は、再度本格矯正を行うケースもあります。

後戻りに気づいたら、早めに相談することが重要です。

早期なら短期間で戻せる可能性があります。

 

7.まとめ

矯正治療の後戻りは、誰にでも起こりうる自然な現象です。

しかし、適切な予防を行うことで、後戻りのリスクを大幅に減らすことができます。

後戻りの主な理由としては、

 

・歯の周囲組織が安定する前に力が加わる

・リテーナーの使用不足

・舌や唇の癖

・成長発育

・加齢による変化

 

後戻りを防ぐ最も大切なポイントは、リテーナーを正しく使い続けることです。

矯正治療は「歯を動かすこと」だけでなく、「整った歯並びを維持すること」までが治療なのです。

 

たけお歯科クリニックでは、矯正後の保定サポートや後戻り相談も随時承っています。

「最近歯並びが変わってきた気がする…」という方は、些細なことでもお気軽にご連絡ください。

綺麗な歯並びを一生ものにするため、当院は一緒にサポートしてまいります。

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