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矯正と睡眠時無呼吸症候群について2025/08/06(水)

大分市わさだの歯医者、たけお歯科クリニックの院長 武生智です。

今回は、「矯正と睡眠時無呼吸症候群について」お話をしていきます。

 

【目次】

1.はじめに

2.睡眠時無呼吸症候群とは?

3.矯正治療と睡眠時無呼吸症候群の関係

4.矯正治療が睡眠時無呼吸症候群に与える影響

5.矯正治療で改善が期待できる場合

6.矯正治療の種類と無呼吸症候群への効果

7.睡眠時無呼吸症候群の予防と矯正治療の併用

8.まとめ

 

1.はじめに

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が一時的に止まることが繰り返される疾患です。

この症状は、寝ている間に呼吸が止まることで酸素不足を引き起こし、健康に深刻な影響を及ぼします。

今回は、矯正治療と睡眠時無呼吸症候群について考えていきます。

 

多くの方が、矯正治療が単に歯並びの改善だけにとどまらず、睡眠の質にまで影響を与えることに驚くかもしれません。

実際に歯科医師としての視点から、矯正治療と睡眠時無呼吸症候群の関係について深掘りしていきます。

 

2.睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が停止または著しく低下する障害です。

無呼吸は、1回の停止が10秒以上続くことを指し、これが一晩の間に何度も繰り返されることがあります。

 

無呼吸が繰り返されることで、血中酸素濃度が低下し睡眠の質が低下するだけでなく、高血圧、心疾患、脳卒中、糖尿病など、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。

無呼吸が頻繁に発生する場合、注意深い診断と適切な治療が必要です。

 

・主な症状

大きないびき

睡眠中の呼吸停止

朝起きたときの疲労感

集中力の低下

頭痛

睡眠の途中で目が覚める

 

これらの症状を改善するために、さまざまな治療法が存在します。

 

3.矯正治療と睡眠時無呼吸症候群の関係

矯正治療は主に歯並びを改善し、噛み合わせを整える治療ですが、その効果はそれだけにとどまりません。

矯正治療により、顎の位置や歯の配置が調整されることで、気道が広がり、睡眠時無呼吸症候群の改善に寄与することがあります。

 

睡眠時無呼吸症候群は、特に舌や顎の位置が原因で起こる場合が多いです。

顎が後ろに位置していると、気道が狭くなり、睡眠中に呼吸が止まりやすくなります。

矯正治療によって顎の位置を調整することは、無呼吸症候群の改善に繋がる可能性があります。

 

4.矯正治療が睡眠時無呼吸症候群に与える影響

矯正治療が睡眠時無呼吸症候群に与える影響は、個人の症状に応じて異なります。

歯並びや顎の位置が原因となっている場合、矯正治療によって無呼吸症候群の症状が改善することが期待できます。

 

また、矯正治療によって口呼吸が改善され、鼻呼吸を促進することで、呼吸の質が向上する可能性もあります。

鼻呼吸は、喉の奥の筋肉をしっかりと支え、気道の閉塞を防ぐ役割を果たします。

 

さらに、矯正治療により顎の骨が正しい位置に戻ることで、舌の位置が改善され、気道を広げることができます。

これにより、呼吸がスムーズになり、無呼吸の回数が減少する場合があります。

 

5.矯正治療で改善が期待できる場合

矯正治療による睡眠時無呼吸症候群の改善は、以下のような場合に特に効果が期待できます。

 

・顎の位置が後退している場合: 顎の位置を前方に調整することで、気道が広がり、無呼吸症候群の改善が見込まれます。

・舌の位置が低すぎる場合: 舌の位置が改善されることで、呼吸がしやすくなり、無呼吸症候群の症状が軽減される可能性があります。

・歯並びが乱れている場合: 歯並びが整うことで、噛み合わせが良くなり、睡眠時の顎の位置が安定します。これにより無呼吸症候群の予防に繋がることがあります。

 

これらの場合、矯正治療が有効であることが多いです。

 

6.矯正治療の種類と無呼吸症候群への効果

矯正治療にはさまざまな方法がありますが、無呼吸症候群に対して有効な治療法としてはマウスピース型矯正(インビザライン)が挙げられます。

軽度の矯正治療に用いられる方法ですが、顎の位置を微調整することができます。

 

7.睡眠時無呼吸症候群の予防と矯正治療の併用

睡眠時無呼吸症候群を予防するためには、早期に症状を見つけ、適切な治療を受けることが重要です。

矯正治療と睡眠時無呼吸症候群の治療を併用することで、より効果的に症状を改善することが可能です。

 

・生活習慣の改善: 食事や運動などの生活習慣を見直すことも、無呼吸症候群の予防には大きな効果があります。

・睡眠時の姿勢: 寝ている姿勢も影響するため、仰向けではなく横向きで寝るようにすることが推奨されます。

 

矯正治療と生活習慣の改善を組み合わせることで、無呼吸症候群の予防や改善がより効果的に行えるでしょう。

 

8.まとめ

矯正治療は、単に歯並びを整えるだけではなく、睡眠時無呼吸症候群の改善にも寄与することがあります。

顎の位置や歯並びが原因となっている場合、矯正治療を行うことで無呼吸症候群の症状を改善することが期待できます。

 

また、矯正治療と生活習慣の改善を組み合わせることで、より効果的な予防が可能です。

無呼吸症候群の症状がある場合は、早期の診断と治療が大切です。

必要に応じて専門医の相談を受けることをお勧めします。

 

睡眠時無呼吸症候群にお悩みの方は、矯正治療を検討する価値があるかもしれません。

気になる方は、ぜひ当院までご相談くださいませ。

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