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知覚過敏の原因について2026/01/14(水)

大分市わさだの歯医者、たけお歯科クリニックの院長 武生智です。

今回は、「知覚過敏の原因について」についてお話をしていきます。

 

【目次】

1.知覚過敏とはどんな症状か

2.なぜ歯がしみるのか?知覚過敏の仕組み

3.知覚過敏の主な原因① 歯ぐきの下がり

4.知覚過敏の主な原因② 歯のすり減り・欠け

5.知覚過敏の主な原因③ 歯ぎしり・食いしばり

6.知覚過敏の主な原因④ 強すぎる歯磨き

7.知覚過敏の主な原因⑤ ホワイトニングや酸の影響

8.知覚過敏と虫歯の違い

9.知覚過敏の正しい対処法と予防

10.まとめ

 

1.知覚過敏とはどんな症状か

知覚過敏とは、正式には「象牙質知覚過敏症」と呼ばれ、冷たいもの・熱いもの・甘いもの・風が当たったときなどに、歯がキーンと一瞬しみる症状を指します。

多くの方が経験したことがある症状ですが、

 

・すぐに治まる

・特定の刺激でだけ起こる

・歯を叩いても痛くない

 

といった特徴があります。

 

「虫歯じゃないのにしみる」

「歯医者に行くほどでもない気がする」

 

そう思って放置してしまう方も多いですが、知覚過敏は歯や歯ぐきからの重要なサインです。

 

2.なぜ歯がしみるのか?知覚過敏の仕組み

歯は外側から

 

・エナメル質

・象牙質

・神経(歯髄)

 

という三層構造になっています。

 

エナメル質はとても硬く、通常は刺激を遮断する役割があります。

しかし、何らかの原因でエナメル質が薄くなったり、歯ぐきが下がったりすると、内側の象牙質が露出します。

象牙質には「象牙細管」という細い管が無数にあり、ここを通して刺激が神経に伝わることで「しみる」「痛い」という感覚が生じます。

これが知覚過敏の正体です。

 

3.知覚過敏の主な原因① 歯ぐきの下がり

最も多い原因が歯ぐきの後退です。

歯ぐきが下がると、本来歯ぐきに覆われていた歯の根元(象牙質)が露出し、刺激を受けやすくなります。

歯ぐきが下がる主な原因としては、

 

・加齢

・歯周病

・強すぎる歯磨き

・歯ぎしり・食いしばり

 

特に歯周病は自覚症状が少なく、気づいた時には歯ぐきが大きく下がっていることもあります。

 

4.知覚過敏の主な原因② 歯のすり減り・欠け

歯は一生使うものなので、少しずつすり減っていきます。

以下のような場合、エナメル質が削れ、知覚過敏を起こしやすくなります。

 

・硬い歯ブラシの使用

・研磨剤の強い歯磨き粉

・酸性飲料の頻繁な摂取

・歯ぎしり

 

また、歯の根元がえぐれたように欠ける「くさび状欠損」も、知覚過敏の代表的な原因です。

 

5.知覚過敏の主な原因③ 歯ぎしり・食いしばり

無意識の歯ぎしり・食いしばりは、歯に非常に大きな負担をかけます。

 

・寝ている間の歯ぎしり

・日中の食いしばり

・ストレスによる噛み締め

 

これらが続くと、

・エナメル質の微細な亀裂

・歯の根元への過剰な力

・歯ぐきの後退

が起こり、知覚過敏につながります。

 

「朝起きると顎が疲れている」

「歯が欠けたことがある」

 

このような方は要注意です。

 

6.知覚過敏の主な原因④ 強すぎる歯磨き

「虫歯にならないように」と一生懸命磨いている方ほど、知覚過敏になりやすいことがあります。

 

・力を入れすぎてゴシゴシ磨く

・横磨きが多い

・硬めの歯ブラシを使用している

 

このような磨き方は、エナメル質や歯ぐきを傷つけてしまいます。

歯磨きは「強さ」ではなく「正確さ」が大切です。

 

7.知覚過敏の主な原因⑤ ホワイトニングや酸の影響

ホワイトニング後に一時的にしみる症状が出ることがあります。

これは、歯の表面が一時的に敏感になるためで、多くの場合は数日で落ち着きます。

また、

 

・炭酸飲料

・スポーツドリンク

・お酢や柑橘類

 

などの酸性食品を頻繁に摂ると、エナメル質が溶けやすくなり、知覚過敏を引き起こします。

 

8.知覚過敏と虫歯の違い

知覚過敏と虫歯は症状が似ているため、自己判断は危険です。

 

・項目    ・知覚過敏       ・虫歯

痛み        一瞬で消える    持続することが多い

刺激        冷たい・風       何もしなくても痛い

見た目    変化なし           黒い・穴があく

放置        悪化しにくい  進行する

 

「しみる=知覚過敏」と決めつけず、歯科医院での診断が重要です。

 

9.知覚過敏の正しい対処法と予防

歯科医院でできることとしては、

 

・知覚過敏抑制剤の塗布

・歯のコーティング

・噛み合わせ調整

・マウスピース作製

 

自宅でできることとしては、

 

・知覚過敏用歯磨き粉の使用

・やわらかめの歯ブラシ

・正しいブラッシング

・食いしばりの意識改善

 

症状が強い場合は、我慢せず早めに受診することが大切です。

 

10.まとめ

知覚過敏は、

 

・歯ぐきの下がり

・歯のすり減り

・歯ぎしり・食いしばり

・強すぎる歯磨き

・酸やホワイトニング

 

など、複数の原因が重なって起こることが多い症状です。

一時的なものだからと放置すると、虫歯や歯周病の発見が遅れることもあります。

「最近しみるな」と感じたら、それは歯からのサインです。

たけお歯科クリニックでは、原因をしっかり見極めたうえで、一人ひとりに合った知覚過敏対策をご提案しています。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

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