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抜歯矯正のメリット、デメリット2026/01/10(土)

大分市わさだの歯医者、たけお歯科クリニックの院長 武生智です。

今回は、「抜歯矯正のメリット、デメリット」についてお話をしていきます。

 

【目次】

1.抜歯矯正とは何か

2.なぜ矯正で歯を抜く必要があるのか

3.抜歯矯正のメリット

4.抜歯矯正のデメリット

5.抜歯矯正が向いている人・向いていない人

6.非抜歯矯正との違い

7.抜歯矯正で後悔しないためのポイント

8.まとめ

 

1.抜歯矯正とは何か

抜歯矯正とは、歯並びや噛み合わせを整えるために、矯正治療の一環として健康な歯を数本抜歯し、そのスペースを利用して歯を正しい位置に並べる治療方法です。

多くの場合、前から4番目や5番目の歯(小臼歯)を上下左右で2本または4本抜歯するケースが一般的です。

「歯を抜くなんて不安」「できれば抜かずに治したい」と感じる方は非常に多いですが、抜歯矯正は決して特別な治療ではなく、歯並びと顔貌、噛み合わせを長期的に安定させるために必要な選択となることも少なくありません。

 

2.なぜ矯正で歯を抜く必要があるのか

矯正治療の目的は、単に歯をまっすぐ並べることではなく、

 

・正しい噛み合わせ

・バランスの取れた口元

・長期的に安定した歯並び

 

を実現することです。

歯が並ぶためには「スペース」が必要ですが、顎が小さかったり、歯が大きかったりすると、そのスペースが足りません。

無理に歯を抜かずに並べようとすると、

 

・前歯が前に突き出る

・口元がもっこりする

・噛み合わせが不安定になる

・治療後に後戻りしやすくなる

 

といった問題が起こることがあります。

 

このような場合、適切な位置の歯を抜歯することで、歯を正しい位置に収めるスペースを確保することが必要になるのです。

 

3.抜歯矯正のメリット

 

①歯並びがきれいに整いやすい

十分なスペースを確保できるため、歯を無理なく理想的な位置に並べることができます。

ガタガタが強い歯並び(叢生)や、重度の出っ歯でも、自然で美しい仕上がりが期待できます。

 

②口元がすっきりし、横顔がきれいになる

抜歯矯正の大きなメリットの一つが口元の改善です。

 

・出っ歯が引っ込みやすい

・唇の突出感が改善される

・Eライン(鼻・唇・顎のバランス)が整う

 

「歯並びだけでなく、顔の印象まで変わった」と感じる方も多く、審美的な満足度が高い治療です。

 

③噛み合わせが安定しやすい

歯を適切な位置に配置できるため、上下の噛み合わせが安定し、

 

・食事がしやすい

・顎への負担が減る

・歯の寿命が延びる

 

といった機能面でのメリットも大きくなります。

 

④治療後の後戻りが起こりにくい

無理なく並べた歯列は、治療後も安定しやすく、後戻りのリスクが低くなります。

特に、ガタガタが強かった方ほど、抜歯矯正の方が長期的に安定する傾向があります。

 

4.抜歯矯正のデメリット

①健康な歯を抜く必要がある

最大のデメリットは、虫歯でもない健康な歯を抜くことへの心理的抵抗です。

この点は誰しもが悩むポイントであり、不安に感じて当然です。

ただし、矯正で抜く歯は「機能的に代替が可能な歯」を慎重に選択しています。

 

②治療期間が長くなることがある

抜歯後のスペースを閉じる工程が加わるため、非抜歯矯正より治療期間がやや長くなる場合があります。

目安としては1年半~2年半程度が一般的です。

 

③抜歯直後の痛みや違和感

抜歯後は一時的に、

 

・痛み

・腫れ

・違和感

 

が出ることがありますが、多くの場合数日~1週間程度で落ち着きます。

 

④見た目の変化に慣れるまで時間がかかる

特に口元が大きく変化する場合、治療途中で

「少し老けた気がする」

「口元が下がりすぎた気がする」

と感じる方もいます。

 

ただし、治療が進むにつれてバランスが整い、最終的には自然な仕上がりになることがほとんどです。

 

5.抜歯矯正が向いている人・向いていない人

抜歯矯正が向いている人としては、下記の方が挙げられます。

 

・歯のガタガタが強い

・出っ歯・口ゴボが気になる

・顎が小さい

・横顔のバランスを改善したい

・後戻りをできるだけ防ぎたい

・抜歯矯正が向いていない人

・歯列不正が軽度

・すでに十分なスペースがある

・顎の成長が期待できる小児期

・抜歯に強い抵抗がある

 

重要なのは、「抜歯するかどうか」ではなく、その人にとって最もバランスの良い治療かどうかになります。

 

6非抜歯矯正との違い

非抜歯矯正は、歯を抜かずに

 

・歯列を広げる

・歯を少し傾ける

・奥歯を後方に動かす

 

などしてスペースを作る方法です。

軽度の歯並びであれば有効ですが、無理に非抜歯にすると

 

・口元が出る

・噛み合わせが不安定

・後戻りしやすい

 

といったリスクもあります。

「抜かない=良い治療」とは限らない点が非常に重要です。

 

7.抜歯矯正で後悔しないためのポイント

・精密検査と診断を受ける

レントゲンや模型、顔貌分析を行った上で判断することが大切です。

 

・メリット・デメリットを十分に説明してもらう

納得せずに進めると後悔につながります。

 

・複数の治療方針を比較する

抜歯・非抜歯の両方の可能性を説明してもらいましょう。

 

・ゴールイメージを共有する

歯並びだけでなく、口元や横顔の希望を伝えることが重要です。

 

8.まとめ

抜歯矯正は、

 

・歯並び

・噛み合わせ

・口元の美しさ

・長期的な安定性

 

を高いレベルで実現できる治療方法です。

一方で、健康な歯を抜くという決断が必要なため、慎重な診断と十分な説明が欠かせません。

抜歯矯正の最大のメリットは「無理のない美しさと安定」

最大のデメリットは「心理的な不安」です。

どちらが正解かではなく、「あなたにとってベストな選択かどうか」が最も大切です。

 

たけお歯科クリニックでは、抜歯・非抜歯の両方の可能性を丁寧にご説明し、納得のいく矯正治療をご提案しています。

矯正でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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