マタニティー歯科について2023/08/01(火)
大分市わさだの歯医者、たけお歯科クリニックの院長 武生智です。
今回は、「マタニティー歯科について」お話をしていきます。
妊娠期は体全体がデリケートになり、歯や口腔も例外ではありません。
しかし、多くの方々が妊娠中の口腔ケアの重要性を見落としています。
この記事では、マタニティー歯科とは何か、そしてなぜ重要なのかを詳しく解説します。
【目次】
1.マタニティー歯科とは
2.妊娠中の口腔の変化
3.マタニティー歯科の重要性
4.妊娠中の口腔ケアの方法
5.まとめ
1.マタニティー歯科とは
マタニティー歯科とは、妊娠中または妊娠を計画している女性を対象にした歯科の専門分野です。
ホルモンの変動や身体の変化により、歯や口腔の問題が起こりやすくなるため、
専門的なケアが必要となります。
2.妊娠中の口腔の変化
妊娠中、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの変化により、口腔内の環境も変わります。
その結果、歯肉炎や口臭、唾液の減少など、様々な問題が引き起こされる可能性があります。
また、妊娠中はつわりや食欲の変化により、食生活が乱れ、虫歯のリスクも上がります。
3.マタニティー歯科の重要性
妊娠中の口腔問題は、母体だけでなく胎児にも影響を及ぼす可能性があります。
例えば、重度の歯周病は早産や低体重児出産のリスクを上げると言われています。
また、母親の虫歯菌が新生児に感染する可能性もあります。
それらを避けるためにも、妊娠中の適切な口腔ケアとマタニティー歯科での定期検診が重要となります。
4.妊娠中の口腔ケアの方法
妊娠中は、通常よりも入念な口腔ケアが必要となります。以下にいくつかのポイントを挙げます。
・歯磨き:一日二回、朝と寝る前に念入りに歯磨きをしましょう。
つわりで吐いた後も、胃酸が歯を害するのを防ぐために、歯磨きをしましょう。
・フロス:歯間ブラシやフロスを使用し、歯と歯の間のプラークを除去します。
・食生活:バランスの良い食事を心がけ、甘い飲食物は控えめにしましょう。
・定期検診:妊娠中は定期的に歯科医院を訪れ、専門的な口腔ケアを受けることをおすすめします。
5.まとめ
妊娠期は口腔の健康がとても重要です。
母体だけでなく、胎児の健康にも影響を与えるため、
マタニティー歯科での適切なケアと定期的な検診を受けることを強くお勧めします。
たけお歯科クリニックでは、マタニティー歯科の専門的なケアを提供しています。
妊娠中の口腔ケアについて何かご質問があれば、お気軽にご連絡ください。
あなたと赤ちゃんの健康な笑顔のために、私たちが全力でサポートします。
妊娠中やこれから妊娠を計画している皆様が、口腔の健康に気を付けていただければ幸いです。